タミヤ 1/16 ラジコン戦車 レオパルト2A6     2023/6/23

ラジコン 戦車 駆動機構 2モータ

ラジコン戦車の場合、一般的には左右それぞれにモータを設け、制御している。

電気的に制御したい場合は、こちらのアンプが便利ですが、やはり機械的に制御したい!

タミヤのレオパルトの駆動は、実車同様の構成になっている。(遊星ギヤと差動ギヤの違いあり)

そこで、装置の構成を組立図から考察してみる。

下の図は、組立図の最終部分を示した。(タミヤHP参照)

これの構成は、下の様に表現できる。

差動ギヤ(デファレンシャルギヤ)が3個で、残りのギヤ群はほぼ減速用である。

赤線で囲った部分は、単に減速しているだけなので、省略すると下図のように表せる。

旋回用は、減速が一段余分にあり、走行用に比べ回転数を下げている。(トルク増強?)

この図を使って、動きを見てみる。

 

1)前進(後進)の場合

走行用モータのみ回転し、旋回用モータは停止状態。

赤い部分のみ回転している。 黒の部分は停止。

1.走行用モータにより、下側のシャフトが回転する。

2.左右の差動ギヤのケースに回転が伝達される。

3.出力軸の片方が固定されているので、駆動輪はケースと一緒に回転し、履帯を駆動する。

 

2)超信地旋回(その場旋回を、左右の履帯を逆回転させ実現させる)

1.図右側の旋回用モータのみ回転する。走行用モータは停止。

2.中央の差動ギヤは、ケースが車体に固定されているため、左側の出力は逆回転する(緑色)

3.左右の差動ギヤのケースは停止しているため、逆回転で駆動輪を回転させる。

4.左右の駆動輪が逆回転するため、履帯の左右逆に動き、その場旋回をする。

 

3)走行しながら旋回する(左右のターン)

1.赤色ラインは、走行用モータからの駆動。

2.青色は、旋回用モータからの駆動。

3.旋回用駆動力は、中央差動ギヤを介して、逆回転で左側へ伝達される(黄色)

◎ここで、差動ギヤの動きについて簡単におさらい。

 ここで使用されるのは、車で使用されるデファレンシャルギヤである。

 デフギヤは、1つの入力軸Aと、左右の出力軸B、Cが存在する。

  Aの回転数 = (Bの回転数 + Cの回転数) / 2

入力軸は、差動ギヤのケースに該当し、左右への軸が出力軸B、Cに相当する。

ただし、中央の差動ギヤは、ケース部分は車体に固定されている。

 

駆動輪に接続している差動ギヤについて考える。

Wikpedia引用

ここで、差動ギヤの入力軸(ギヤケース)をA、出力軸Bを入力、出力軸Cを駆動輪とする。

CASE1:入力軸Bが固定されてる場合

 ギヤケース(A)の2倍の回転数で、出力軸C(駆動輪)が回転する。

CASE2:入力軸Bが、ケースと同回転数、同方向に回転している場合。

 駆動輪は、ギヤケース(A)と同回転数、同方向に回転する。

CASE3:入力軸Bが、ギヤケースと同回転数、逆方向に回転する。

 

CASE4:入力軸Bが、ギヤケースより高い回転数、同方向に回転する。

 

CASE5:ギヤケース固定、入力軸Bが回転。